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『火の鳥《オリジナル版》 全12巻』刊行記念特集

『火の鳥』を読み、考える、それぞれの防災

1. ヒナク(黎明編)のパーソナリティ別防災タイプ

登場シーンからキャラクターのパーソナリティを分析し、6つのタイプ「バランス」「まじめ」「穏やか」「個性派」「繊細」「優等生」から「まじめタイプ」へと分類しました。防災意識や被災想像力、防災スイッチを探ってみます。

■​パーソナリティ分析結果:
 まじめタイプ 
パーソナリティ概要
​ヒナクのパーソナリティは、勤勉性と協調性が高め、神経症傾向も少しある「まじめタイプ
本来は一族のしきたりによって殺されるか奴隷にされる運命のグズリの身を引き取って、弟のナギの教育を依頼したり、自ら夫婦の誓いを結ぶことで、ついには一族にグズリを仲間として認めさせた真っ直ぐ、かつ少し心配性なところも。このエピソードなど、まじめタイプの特徴がよく表れていると言えるのではないでしょうか。
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■防災傾向 と 防災スイッチ
まじめタイプの防災傾向
  • 災害時の具体的な状況をイメージする力はあまり高くない。

  • 災害への危機感が高い。

  • 防災知識も比較的高い傾向がある。

  • 防災行動はかなり実施しており、家庭の中で防災担当である割合も高い。

ヒナクも、村でウラジやナギと暮らしていたときは、噴火や地震に備えて、防災行動を率先して実施していたのかもしれません。

まじめタイプの防災スイッチ
身の回りの人とのコミュニケーションの延長線上にあることが、防災行動の実践につながる傾向があります。
例)
  • 家族や知人に対して、防災は大切なことだと自ら話す
  • 家具固定をしたり非常用持ち出しバッグを準備したりしている人が、自分の周りでもけっこう多いことを知った

例えば、実際は訪れなかったグズリとの村での生活ですが、村の集会や村人との会話の中で防災の話題が出ることがヒナクの防災行動につながる可能性が高いといえそうです。

【黎明編 あらすじ】
3世紀の倭(日本)、ところは熊襲。主人公のナギの姉ヒナクは破傷風にかかり、生死の境をさまよう。ヒナクの夫であるウラジは妻を助けるため、飲むと不老不死になれるという火の鳥の生き血を求めて火の山に入るが、火の鳥の炎に包まれ死んでしまう。そんな折、村の海岸に漂着した異国の医師グズリが現れ、最新の医学知識でヒナクを救う。やがてグズリとヒナクは恋に落ちる。ところが婚礼の夜、グズリの手引によって、多数の軍船から猿田彦率いる防人の軍団が上陸。グズリはヤマタイ国のスパイであった......。。

パーソナリティ別防災タイプとは?

パーソナリティ別防災タイプは、「Big5理論」を用いた性格特性分析により、対象者の性格を6つのタイプ「バランス」「まじめ」「穏やか」「個性派」「繊細」「優等生」に分類したものです。
各タイプは「外向性」「協調性」「勤勉性」「神経症傾向」「開放性」のそれぞれの指数によって決定しています。

そのパーソナリティタイプによって、防災行動につながる「防災スイッチ」がそれぞれ存在します。例えば、優等生タイプで男性の人は、「尊敬する人が防災をポジティブに実践している」、「話題の最新テクノロジーを用いた防災アプリを知る」など、自分を成長させることにつながることが、防災行動につながる傾向にあります。

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監修:手塚プロダクション

​©️2020-2021 手塚プロダクション

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特集掲載日:2021年4月5日

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