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ユーザー参加型

​復刊企画

あなたの復刊したい本

​企画会議でプレゼンしませんか?

20周年を記念して、ユーザー参加型企画として、「企画会議」への参加者を応募いたしました。

このたび1月下旬に、ご応募者の中から2名の方に実際にオンラインで企画会議へご参加いただきましたので、その様子をレポートいたします。

開催主旨と応募時のページはこちら>>

【ユーザー代表プレゼンター No.1】vekuさん

書籍データ

著者: 鳥海永行

出版社: 朝日ソノラマ

ジャンル: 文芸書

​初版:1978年

リクエストNo. : 16122

お一人目となるユーザー、vekuさんのご提案タイトルは『SFロマン 科学忍者隊ガッチャマン』。誰もが知るタツノコプロ制作のアニメ『科学忍者隊ガッチャマン』を、同番組の総監督の手で小説化した作品です。復刊ドットコムへのリクエストは、2021年1月31日現在で22票を集めています。

復刊ドットコムの編集部員と外部のオブザーバーもお招きし、vekuさんから事前にいただいている資料をベースに、復刊の実現を探るための会議となりました。​(vekuさんはご希望により、オンラインチャットの形でご参加をいただきました。)

veku

​こんにちは。よろしくお願いいたします。

​(ご提案概要について)

著者は総監督であり、演出、時には脚本も手掛けた、鳥海永行。
知っている人には懐かしく、知らない人には当時の空気感を伝える事のできる力を持った名作です。また、全話をアニメで通して観たという方にも一度目にして頂きたい作品です。「あ、こんなことを考えていたのか」「この描写を文字で表すとこうなるのか」と新たな発見を得ることもできると思います。なにより、「あの頃の彼らに会いたい」と願う読者がいるならば、これ以上の小説はないと考えます。
リメイクやスピンオフなど様々に形を変えて今日まで来ました。しかし、本編が長大であり、入門しづらい。かつて劇場版アニメも作られましたが、こちらの方がアニメの筋をよく捉えていると考えます。すでに、朝日ソノラマはなく、絶版されて久しく、年月も経て現存してるものも少ないでしょう。ぜひとも復刊していただき、簡単に読める環境にしていただきたい。これ1冊を読んでいれば、105話あるアニメのどこから入ってもある程度の筋がわかるようになります。最高のガイド本です。

2022年には50周年を迎える作品です。

  • 復刊F:(編集部内に向けて)誰か現物を持っていた人はいますか?

  • 復刊A:当時見たことはありましたね。当時同じシリーズ(SFシリーズ)で色々出ていて。

  • 復刊B:先日、サイボーグ009の画集(『サイボーグ009グラフィクス』)を出した時、009版を買いました。

  • 復刊C:初版の1978年当時、ガッチャマンは映画(再編集版)公開もあったりムック本も出たりしてましたよね。vekuさんは現物をお持ちなんでしょうか?

はい、手元にあります。

  • 復刊F:復刊ドットコムでは、漫画を復刊することは多いが、小説版はあまり手がけたことがないですね。漫画版ではなく、この小説版の復刊をご希望というところにも思い入れを感じますよね。もし復刊が実現するならば、当時のそのままの形での復刊が良いとか、あるいは付加要素があった方が良いとか、vekuさんの希望はありますか?

できればそのままの方が資料性が高いと思いますが、他にファンタスティックコレクションにも鳥海永行が書いた小説が載せられているので それも付属してもよろしいかもしれません。

  • 復刊D:ファンタスティックコレクション※は名シリーズでしたよ!(※当時同じく朝日ソノラマから刊行されていたA4のムック本シリーズ)ガッチャマンは1冊目が売れたので、2冊目も出たんです。1冊目は持っていました。

  • 復刊C:ファンタスティックコレクションのシリーズには結構(復刊希望の)投票入っていますね。

  • 復刊A:(調べながら)『SFロマン 科学忍者隊ガッチャマン』は図書館にもほとんど入っていないですね。

  • 復刊B:さっき009版のSFロマンを買ったって言ったんですが、けっこう口絵がそこにしかない描き下ろしなんですよ。だからガッチャマンのもタツノコプロによる新作画だった可能性もありますよね。

  • 復刊C:それだと、小説版だけれども、アニメのファンへの訴求にもなりそうですね。

  • 復刊E:テレビとの違いを楽しみにする方も多いですしね。しかも監督ご本人が書かれているので、完全オリジナルだし。しかも、漫画含めても、ガッチャマン関連で今現行で手に入れられる本意外とあまりないかも。買おうと思っても。

  • 復刊D:ガッチャマン単体じゃなくてタツノコ全体ですが「タツノコプロインサイダーズ」が出てからももう15〜6年くらい経ちますしね。ガッチャマンのファンは根強くいらっしゃるけれど。

「タツノコプロインサイダーズ」はいい本です。

(復刊するならどういう形が良いか?)

  • 復刊B:この本、調べると、古書価はあまり高くないんですね。今復刊するなら、元の本の部分はそのままで、巻末に何かを増補して、製本はソフトカバーで値段を抑えられるように持っていった方がいいかもしれませんね。当時は部数も出て、ハードカバーにもできていたと思いますが、今はさらに高くなるし。あの頃、漫画を豪華版で高い値段にして格をあげようというような動きが、出版界全体であったんですよね。

  • 復刊C:古書を買おうと思えば買える値段だから、そこと取り合わなくていいように、新しい要素を付加して差別化すればメリットになりますね。先ほどのファンコレの要素とか。

  • 復刊A:著者の鳥海さんがもうお亡くなりになられていて新しい取材ができないので、著者と関連のおありだった方々への取材はどうでしょう。各々担当した書籍の方などで。

  • 復刊E:アニメーション作画法』の湖川さんはガッチャマンの作画に大いに関わられていますね。

  • 復刊C:天野先生も当時タツノコにいらっしゃいましたしね。

  • 復刊B:押井監督も、鳥海さんをアニメ演出の師匠として仰いで、著書の中で「トリさん」と書かれていたと思いますよ。

  • 復刊A:そういう方々にオマージュ文をいただいて入れられたら「今としてこの本はこう」っていうのが伝えられると思います。

  • 復刊F:そろそろお時間ですが、vekuさんどう思われますか?

巻末に何か載せるという形でよいと思われます。

ガッチャマンの小説の資料としてはこれ以上のものはないと思われますので、後世につないでいくならば是非不可欠な作品と信じます。

よろしくお願いいたします。

vekuさん、ご提案、そしてご参加をありがとうございました!!

​今後、復刊ドットコムでは引き続き、本タイトルの復刊実現に向けての、調査や調整、検討を進めてまいります。

進捗があり次第、また本タイトルの復刊リクエストページなどにてご報告いたします。

このページをご覧になって、「ぜひ読みたい!」と思われた方はぜひ、リクエスト投票をお願いいたします。

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